the second part 続きでーす。
ライン いろんなことが言われてるけど、結論から言わせて貰えば・・・

何でも使ってみるべし!

使ってみなくちゃ、良さも悪さもわからない。雑誌や人の言ってる事を鵜呑みにしないで、自分で使って確かめよう!ラインは他の道具よりは消耗頻度が高いし、ロッドやリールみたいに高くないんだから色々遊べて楽しめるでしょ?
ナイロン・フロロ・フロロナイロン・PE、僕は、この順番で全部使ってきた。全てのラインを使う事でノットも工夫するようになり、全て使い終わった時にはノットもかなり上達したぞ。

んでは、僕の経験から漠然とした・・・そして、正直なインプレを・・・・・。

ナイロンラインは、ライントラブルのかなりの部分をカバーしてくれる。なんと言ってもナイロンはしなやかだ。(軟らかいし、伸縮してくれる。)いい具合のコシもある。どんなラインを使ったって、キャストの慣れない内はまずバックラッシュや糸が絡んだりする。その中でもナイロンは、軟らかさと伸びでアングラーのいい加減な操作を吸収してくれるのだ。ナイロンで僕はラインの伸縮とロッドの反発を使うロングキャストを覚えた。伸びるラインを使う事で「どうしたら、遠くに飛ばせるか?」が見えてくる。というよりも体が覚えてくれる。ロングキャストを覚えれば、他の物も見えてくるのだ。ちなみによく言われる「竿にルアーの重みを感じながら・・・キャストする。」と言う分かってる人にしか分からない表現(笑)は、軟らかめのロッドでナイロンラインを使うと分かり易い。(かな?あはは。)他のラインに比べて魚の乗りも良いから、いわゆる向こう合わせで乗ってから合わせをくれれば良いだろう。暗闇の中キャストやタックルの扱いも慣れない・・・その上ビックリ合わせもしちゃう初心者には、最強のラインではないかと思う。ライン強度は、10lb〜16lb程度がオススメ。たまに6lb程度のラインを薦めているアングラーも居るが、フィールドを知り尽くし、(隠れ根やストラクチャー)取り込む技術もないと簡単にラインブレイクするので、止めましょう。

フロロラインは、ナイロンと比べると間違いなく使いにくい。しなやかさが無く伸びない。しかし、
その伸縮性の無さがナイロンに比べ圧倒的な感度を誇る。そして、なんと言っても強い!根ズレに対しては他のラインを圧倒する。ナイロンと同じ感覚で、長いロッドでロングキャストしようとすれば、ゴワゴワのフロロはスプールから噴出しガイドでグシャグシャ・・・。君のその日の釣りを台無しにしてくれるだろう。(笑)真冬にしばらく使ったのだが気温が低いと更にゴワゴワに成る。らせん状のラインが海に浮かぶ様子は個人的にはイライラするしなー。(笑)しかーし、その根ズレに強いラインは、ヘビーカバーの近距離戦ならかなりの戦力に成るだろう。ボートで移動し、あらゆるストラクチャを攻めるバスフィシュイングで使用する人が多いのも頷ける。んが、シーバシングでは、攻めておきたいストラクチャーが遠いこともしばしば・・・。近距離戦用にショートロッドでのヘビーカバーの釣りに限定して使用すれば、最強のラインだと思う。

そこで、試したのが
フロロナイロンだった。(数年前から僕はフロロを使っていいないので、もっと使い易いフロロも開発されているかもしれない。)根ズレに強く感度の高いフロロを捨てきれない一方、まだまだキャストや操作の未熟な僕はナイロンも捨てがたかった。ショートロッドはフロロ、ロングロッドにはナイロンの組み合わせて使っていたのだか、ロングロッドにもその感度を求めるようになったのだ。そこで釣具屋で見つけたフロロナイロンを気に入り、しばらく使用した。ナイロンほどはしなやかではなく、フロロと同じだけの感度も無いが、ロングロッドで使い物にならないフロロを使うよりはずっといい。キャストがまだ未熟なナイロンラインの感度に不満をもち始めた初心者にオススメ。

実は、フロロナイロンを使う前PEラインを試していたのだが、全く使いこなせなかった。全然コシの無いPEは、ライントラブルの連続で釣りに成らなかったのだ。値段も他のラインに比べ数段高く、買う時点でかなり悩んだのを覚えている。
しかし、その感度はフロロラインを凌ぎ、引っ張り強度も段違いだ。但し、根ズレなどの横の強度は泣きたくなるぐらいに弱い。そもそもPEラインをシーバッシングに使うこと自体が考えられていなかった。唯一「東京湾奥シーバス情報」の村岡氏が、提唱していた。僕は彼のHPが好きで毎日のように見に行っていたので、なんとかPEラインを使いこなせるようにと考えていたのだ。理由はその感度。ルアーの動きから水流や隠れ根などの障害物の差までもラインを通して伝えてくれる。その当時彼が薦めていたのは、「磯サスペンド」というラインだ。僕はこのラインになかなか出会うことが出来ず、たまたま釣具屋で見つけ購入した。このラインはコーティングが施してあり、多少のコシがあるのだ。僕が最初に買ったラインは引っ張り強度だけを確認して、太さも1号程度の細くてコシの無いラインを使っていたのだ。今でも僕はこの「磯サスペンド」を使っている。他には、「ファイヤーライン」はかなりのコーティングがしてあり、評判が良い。(僕は使ったことありませーん。)また最近、村岡氏が開発に係った「シーバスPE」と言うラインが発売されているそうだが、僕はまだ入手できずに居る。僕はまだ使ったことが無いので何とも言えないが、「上級者専用」と言う事なので初心者の方はまずはコーティングの施してあるPEラインがオススメ。引っ張り強度は、他ののラインから考えてみれば異常なほどあるので考慮する必要は無いだろう。むしろその根ズレの弱さから1号の太さで限界だと思って欲しい。1号以下のPEは魚をかけた状態で(ラインにテンションが掛かっていると)乾いたラインがコンクリートに触れただけで簡単にラインが切れる。試すのなら魚でなくラインにテンションをかけカッターを当ててみて欲しい。驚くほど簡単に切れる筈だ。他のラインでも試せばもっと分かり易いだろう。ジグでナブラの遠投でもしない限りは、1.5〜3号のラインがオススメ。確かに初心者には難しいラインだけど、使ってみる価値は大きいぞ!



なんで、PEラインはトラブルが多い?

これは、ナイロンラインからPEに乗り換えた時に多くのアングラーが感じること。慣れてしまえば使えるようになるのだが、諦めてしまう人も多い。
ナイロンの場合は、無駄な力を吸収てくれるし、無駄な力も利用してキャストしているのだ。PEラインは全く伸びないと考えて良いから、竿の反発(しなり)だけで飛ばしていることになる。ルアーを出来るだけ遠くに飛ばそうとすると竿先のルアーを出来る限り速く前方に移動させその力をルアーに乗せることになる。理屈っぽくなっちゃったけど、普通の男性が思いっきりロッドを振れば、間違いなく竿のしなりが負けるのだ。うしても思いっきり投げたければゴルフクラブのような硬いロッドが必要だ。しかしロッドには、飛ばす他に投げた後に魚を「乗せる」「いなす」という重要な機能も必要。また、ルアーのスピードが上がる程ピンポイントのキャストがシビアになる。無駄な力が必要な上にキャスト自体を難しくしているのだ。ロッドごとに竿先のスピードの限界があるので、この限界を意識しながら自分の良く使う軽いルアーから重いのまでをキャストの練習をして(釣りに行くだけで良いんだけどね。)体で覚えるしかない。こう言うと大変そうだか、何も考えないで思いっきり振るのではなく、ちょっと力加減を考えながらキャストすれば自然と覚える。

また、他の原因として考えられるのはPEはライン自体が軽いためしっかりとスプールに巻けない事が他のラインに比べて多いのだ。(ラインがスプールにフカフカに巻かれている状態。)トゥイチやジャーク、デッドスローなどを使えば更にその可能性は高くなる。
何投かしたら、重めのルアーを投げてテンションをしっかりかけて巻くようにしよう。そして、スプールに巻かれたラインの状態もまめにチェックすること。



どのラインを使うにしても、慌てずに丁寧なキャストとまめなチェックをしておけば、そうそうトラブルに成ることは無い筈。折角、色々な種類のラインがあるのだからどれも使って試してみよう!

リーダー こちらは、ナイロンとフロロの2種類がある。


う〜ん、どこまで説明しよう・・・疲れたから、今日はここまで。へへへ。(笑)
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